不法領得の意思に関する次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.甲は,自宅で分解して売却できそうな部品を中古部品屋に売却する目的で,知人乙所有の自動車を乙に無断で運転してその場から走り去った。この場合,甲に不法領得の意思は認められず,窃盗罪は成立しない。
「平成29年 短答式試験 刑法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001224570.pdf)をもとに作成