司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成28年 民法

第16問 (配点: 2)


【以下の問題の解答に当たっては,国際物品売買契約に関する国際連合条約(ウィーン売買条約)の適用を考慮する必要はない。】

根抵当権に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.根抵当権者は,元本確定前の根抵当権の全部又は一部を譲渡することができるが,その場合,根抵当権設定者の承諾を得る必要はない。

イ.元本確定前において,根抵当権の担保すべき債権の範囲の変更をするときは,後順位抵当権者の承諾を得なければならない。

ウ.根抵当権の債務者の変更は,元本確定前に登記をしなかったときは,その変更をしなかったものとみなされる。

エ.根抵当権の設定時に元本確定期日を定めなかった場合,当該根抵当権の設定は無効である。

オ.元本の確定した根抵当権は,確定した元本のほか,その利息についても,極度額を限度として担保する。

1.ア イ
2.ア ウ
3.イ エ
4.ウ オ
5.エ オ

「平成28年 短答式試験 民法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001182604.pdf)をもとに作成

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