A市の住民であるXは,A市の職員が公金の支出の手続においてした財務会計上の行為に問題があると考え,地方自治法の規定に基づき住民監査請求をすること及び住民訴訟を提起することを検討している。このような事例に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.Xは,事案の重要性その他の事情によっては,住民監査請求をすることなく,適法に住民訴訟を提起することができる。
「平成26年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000123124.pdf)をもとに作成