司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成24年 民事系科目

第20問 (配点: 2)


貸金等根保証契約(一定の範囲に属する不特定の債務を主たる債務とし,その債務の範囲に金銭の貸渡し又は手形の割引を受けることにより負担する債務が含まれ,保証人が自然人である保証契約)に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.貸金等根保証契約は,書面でしなければ,その効力を生じない。

イ.貸金等根保証契約の締結の日から3年を経過したときは,保証人は,主たる債務の元本の確定を請求することができる。

ウ.貸金等根保証契約は,極度額を定めなければ,その効力を生じない。

エ.貸金等根保証契約における主たる債務の元本は,保証人に対し債権者が金銭債権についての強制執行を申し立てた場合には,これに基づき強制執行が開始されたときに限り,確定する。

オ.貸金等根保証契約における主たる債務の元本は,主たる債務者が死亡した場合でも当然には確定しない。

1.ア イ
2.ア ウ
3.イ オ
4.ウ エ
5.エ オ

「平成24年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000098333.pdf)をもとに作成

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