司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成23年 民事系科目

第64問 (配点: 2)


次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.被告が最初にすべき口頭弁論の期日に出頭しなかった場合には,原告が出頭していれば答弁書の陳述を擬制することができるが,原告が最初にすべき口頭弁論の期日に出頭しなかった場合には,被告が出頭していても訴状の陳述を擬制することはできない。

イ.当事者が故意又は重大な過失により時機に後れて提出した攻撃防御方法について,裁判所は,これにより訴訟の完結を遅延させることとなると認めたときは,相手方の申立てがなくても,却下の決定をすることができる。

ウ.当事者が文書提出命令に従わないときは,裁判所の決定により,過料に処されることがある。

エ.当事者照会に対し,相手方が正当な理由なく回答を拒んだときは,裁判所は,照会をした当事者の照会事項に関する主張を真実と認めることができる。

オ.当事者が適切な時期に攻撃防御方法を提出しないことにより訴訟を遅滞させたときは,裁判所は,その当事者に,その勝訴の場合においても,遅滞によって生じた訴訟費用の全部又は一部を負担させることができる。

1.ア エ
2.ア オ
3.イ ウ
4.イ オ
5.ウ エ

「平成23年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000073970.pdf)をもとに作成

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