司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成22年 公法系科目

第12問 (配点: 3) 備考: 2問正解で部分点1点


近代憲法における統治機構の基本原理の一つである権力分立は,現代国家においてその形態が大きく変容している。その現代的変容に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。

ウ.とりわけ第二次世界大戦後,議会が制定する法律自体の合憲性を通常裁判所あるいは憲法裁判所が審査する制度を採用する国が増えている。日本の場合は,最高裁判所だけに違憲審査権が付与されているが,立法府と行政府のすべての行為の合憲性を審査しているわけではない。

「平成22年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046901.pdf)をもとに作成

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