次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,甲に( )内の犯罪が成立する場合には1を,成立しない場合には2を選びなさい。
ア.甲は,質権者乙の委託を受けて質物である高級腕時計を保管していたが,乙に無断で,これを,質権の被担保債権の債務者で同腕時計の所有者でもある丙に返した。(委託物横領罪)
「平成22年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046903.pdf)をもとに作成