司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成22年 民事系科目

第64問 (配点: 2)


自由心証主義に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.自由心証主義は,職権探知主義による訴訟には適用されない。

イ.裁判官は,特定の事実が特定の結果発生を招来した関係について,高度の蓋然性があるとの心証を抱いたときは,因果関係を認定することができる。

ウ.一方の当事者が提出した証拠を取り調べた結果は,他方の当事者がこれを援用しなくても,他方の当事者にとって有利な事実の認定に用いることができる。

エ.裁判官は,自己の判断で経験則を取捨選択して事実認定を行うことができ,取捨選択の当不当が上告理由となることはない。

オ.事実認定において,証拠調べの結果よりも口頭弁論の全趣旨を優先することは許されない。

1.ア イ
2.ア エ
3.イ ウ
4.ウ オ
5.エ オ

「平成22年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046902.pdf)をもとに作成

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