司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成22年 民事系科目

第63問 (配点: 2)


証拠調べに関する次の1から5までの各記述のうち,正しいものはどれか。

1.裁判所は,事案の解明に必要であると認めるときは,個人に対しても調査を嘱託することができる。

2.鑑定人が口頭で鑑定意見を述べる場合,当該鑑定人の意見陳述後の質問は,鑑定の申出をした当事者,相手方当事者,裁判長の順に行うのが原則である。

3.当事者本人の尋問をする場合において,当該当事者が宣誓をした上で虚偽の陳述をしたときは,裁判所は,制裁として尋問事項に関する相手方当事者の主張を真実と認めることができる。

4.裁判所外で検証を行った場合,検証の結果を証拠資料とするには,口頭弁論期日において,検証調書を書証として取り調べなければならない。

5.当事者を異にする事件について口頭弁論が併合された場合において,併合前に尋問をした証人について,併合後に再尋問をしたときであっても,併合前の当該証人の証言は,証拠資料となる。

「平成22年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046902.pdf)をもとに作成

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