司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成22年 民事系科目

第35問 (配点: 2)


Aには妻Bとの間に子としてCとDがいて,Cには妻Eとの間に子としてFとGがいる場合において,Aが死亡したときの相続に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.Aが死亡した時,Cは既に7年間生死が明らかでなく,Aの死亡後Eの請求により家庭裁判所が失踪の宣告をし,この審判が確定した場合には,Aの相続人はBDFGである。

イ.Dが成年に達した後に第三者の養子となっていた場合には,Aの相続人はBCである。

ウ.AはCFとともに同一の事故で死亡したが,これらのうちの一人が他の者の死亡後になお生存していたことが明らかでない場合には,Aの相続人はBDGである。

エ.Aが死亡する前にEを祖先の祭祀を主宰すべき者に指定し,Eがこれを承諾していた場合には,Aの相続人はBCDEである。

オ.Aの請求により家庭裁判所がCを廃除する審判をし,この審判がAの生前に確定していた場合には,Aの相続人はBDである。

1.ア ウ
2.ア オ
3.イ エ
4.イ オ
5.ウ エ

「平成22年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046902.pdf)をもとに作成

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