司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成22年 民事系科目

第34問 (配点: 2) 備考: 順不同(1問正解で部分点1点)


相続人に関する次の1から5までの各記述のうち,正しいものを2個選びなさい。

1.被相続人の兄弟姉妹が相続人となるべき場合,兄弟姉妹のうち相続の開始以前に死亡した者についてはその者の子が代襲して相続人となり,代襲者も相続の開始以前に死亡したときは代襲者の子が相続人となる。

2.相続の放棄をした者の子は,放棄をした者を代襲して相続人となる。

3.判例によれば,相続に関する被相続人の遺言書を破棄した者は,破棄が相続に関する不当な利益を得ることを目的とするものでない場合であっても,相続人となることができない。

4.遺言で推定相続人を廃除する意思が表示された場合は,遺言執行者は,遺言が効力を生じた後遅滞なく家庭裁判所に推定相続人の廃除を請求しなければならない。

5.相続放棄の申述が家庭裁判所に受理された場合でも,相続の放棄に無効原因があるときは,後日に訴訟において無効であることを主張することができる。

「平成22年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046902.pdf)をもとに作成

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