司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成22年 民事系科目

第6問 (配点: 2)


消滅時効の中断に関する次のアからエまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものを組み合わせたものは,後記1から6までのうちどれか。

ア.AがBに対して有する債権をCが連帯保証し,Cに対するAの連帯保証債権を担保するため,Dが物上保証人になった場合において,AがDに対して担保不動産競売を申し立て,その手続が進行することは,Bの主債務の消滅時効の中断事由に該当する。

イ.物上保証人に対する担保不動産競売の申立てにより,執行裁判所が競売開始決定をし,これが債務者に送達された場合には,債権者の債務者に対する被担保債権について消滅時効は中断する。

ウ.強制競売の手続において執行力のある債務名義の正本を有する債権者がする配当要求は,差押えに準ずるものとして,配当要求に係る債権につき時効中断の効力を生ずる。

エ.強制競売の手続において催告を受けた抵当権者がする債権の届出は,破産手続参加に準ずるものとして,その届出に係る債権につき時効中断の効力を生ずる。

1.ア イ
2.ア ウ
3.ア エ
4.イ ウ
5.イ エ
6.ウ エ

「平成22年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046902.pdf)をもとに作成

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