司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成22年 民事系科目

第5問 (配点: 2)


条件及び期限に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.判例によれば,条件の成就によって利益を受ける者が故意に条件を成就させた場合には,相手方は,条件が成就していないものとみなすことができる。

イ.相殺の意思表示には,期限を付することはできるが,条件を付することはできない。

ウ.金銭債務の債務者が担保を提供する義務を負う場合において,担保を提供しないときは,債務者は,期限の利益を主張することができない。

エ.相当の期間を定めて催告をするのと同時に,その期間内に履行されないことを停止条件として解除の意思表示をしても,その解除は無効である。

オ.停止条件付の法律行為は,その条件が単に債務者の意思のみに係るときは,無効である。

1.ア ウ
2.ア エ
3.イ エ
4.イ オ
5.ウ オ

「平成22年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046902.pdf)をもとに作成

平成22年 民事系科目 第5問 (配点: 2) | 司法試験短答式試験過去問題一問一答
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