司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成20年 公法系科目

第38問 (配点: 2)


行政事件訴訟法上の仮の救済制度に関する次のアからウまでの各記述について,正しいものに○,誤っているものに×を付した場合の組合せを,後記1から8までの中から選びなさい。

ア. 執行停止の申立ては,本案訴訟を提起した後でなければ申し立てることができないとされているが,仮の差止めの申立ては,処分がされることにより生ずる償うことのできない損害を避けるため緊急の必要がある場合にされるものであるから,本案訴訟の提起は申立ての要件とされていない。

イ. 仮の差止めの申立ての制度は,許可申請に対する不許可処分が予想される場合に,申請者が当該不許可処分を仮に差し止めることによって損害の発生を防止することができるようにすることなどを念頭に置いて,国民の権利利益の保護を拡充する目的で設けられたものである。

ウ. 執行停止について内閣総理大臣の異議の制度があるのと同様に,仮の差止めにおいても内閣総理大臣の異議の制度が設けられている。

1. ア○ イ○ ウ○
2. ア○ イ○ ウ×
3. ア○ イ× ウ○
4. ア○ イ× ウ×
5. ア× イ○ ウ○
6. ア× イ○ ウ×
7. ア× イ× ウ○
8. ア× イ× ウ×

「平成20年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006411.pdf)をもとに作成

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