住民訴訟に関する次のアからウまでの各記述について,正しいものに○,誤っているものに×を付した場合の組合せを,後記1から8までの中から選びなさい。
ア. 住民訴訟は,当該普通地方公共団体の住民である者に特に出訴を認めた客観訴訟であるから,原告が,口頭弁論終結時までに当該普通地方公共団体から転出したときは,訴えは不適法になる。
イ. 住民訴訟は,当該普通地方公共団体の住民である者に,違法な財務会計行為を是正する権能を特に認めた客観訴訟であるから,違法な財務会計行為が行われた当時,当該普通地方公共団体の住民であったことが,訴えの適法要件になる。
ウ. 住民訴訟を提起した住民が,訴訟の係属中に死亡したときは,その住民の相続人が訴訟を承継することができる。
1. ア○ イ○ ウ○
2. ア○ イ○ ウ×
3. ア○ イ× ウ○
4. ア○ イ× ウ×
5. ア× イ○ ウ○
6. ア× イ○ ウ×
7. ア× イ× ウ○
8. ア× イ× ウ×
「平成20年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006411.pdf)をもとに作成