司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成20年 公法系科目

第21問 (配点: 2)


国家賠償法第1条第1項の違法性に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例に照らし,正しいものに○,誤っているものに×を付した場合の組合せを,後記1から8までの中から選びなさい。

ア. 規制権限の不行使は,当該権限を定めた法令の趣旨,目的や,その権限の性質等に照らし,具体的事情の下において,その不行使が許容される限度を逸脱して著しく合理性を欠くと認められるときは,違法となるものと解するのが相当である。

イ. 警察官が,交通法規等に違反して車両で逃走する者をパトカーで追跡する職務の執行中に,逃走車両の走行により第三者が身体等に重大な損害を被った場合,当該追跡行為は,上記第三者との関係では違法な職務執行といわざるを得ない。

ウ. 税務署長のする所得税の更正は,所得金額を過大に認定していたとしても,そのことから直ちに国家賠償法第1条第1項にいう違法があったとの評価を受けるものではない。

1. ア○ イ○ ウ○
2. ア○ イ○ ウ×
3. ア○ イ× ウ○
4. ア○ イ× ウ×
5. ア× イ○ ウ○
6. ア× イ○ ウ×
7. ア× イ× ウ○
8. ア× イ× ウ×

「平成20年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006411.pdf)をもとに作成

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