憲法改正の限界については,理論上限界があるという立場(限界説)と限界がないという立場(無限界説)があるが,次のアからエまでの各記述のうち,限界説からの記述二つの組合せを,後記1から6までの中から選びなさい。
ア. 憲法制定時の規範・価値によって将来の世代を拘束するのは不当である。
イ. 憲法の妥当性の根拠は,基本的人権の保障を含む根本規範である。
ウ. 憲法規範には実定化された自然法規範が含まれており,それは実定化されても自然法規範としての性質を失わない。
エ. 憲法規範中に価値序列や階層性を認めることはできない。
1. アとイ
2. アとウ
3. アとエ
4. イとウ
5. イとエ
6. ウとエ
「平成20年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006411.pdf)をもとに作成