司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成20年 刑事系科目

第30問 (配点: 3)


弁護に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものの組合せは,後記1から6までのうちどれか。ただし,判例がある場合には,それに照らして考えるものとする。

ア. 被告人に氏名を記載することができない合理的な理由がないのに,被告人の署名のない弁護人選任届によってした弁護人の選任は無効である。

イ. 公訴の提起前にした弁護人の選任は,第一審においてその効力を有しないので,公訴の提起後,改めて弁護人の選任をしなければならない。

ウ. 公訴の提起後における弁護人の選任は,審級ごとにこれをしなければならない。

エ. 必要的弁護事件において,弁護人が出頭しないときは,職権で弁護人を付することができるものの,弁護人が出頭しないおそれがあるにとどまるときは,職権で弁護人を付することはできない。

オ. 裁判官は,殺人被疑事件で在宅のまま取調べを受けている被疑者からの国選弁護人選任の請求があった場合,被疑者のため弁護人を付さなければならない。

1. ア ウ
2. ア エ
3. イ ウ
4. イ オ
5. ウ エ
6. エ オ

「平成20年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006413.pdf)をもとに作成

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