司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成20年 刑事系科目

第19問 (配点: 3)


次の1から5までの各記述のうち,正しいものはどれか。

1. 禁錮以上の刑に処せられてその執行を猶予され,猶予の期間中保護観察に付された者が,同期間中に罪を犯し,1年以下の懲役刑の言渡しを受ける場合には,情状に特に酌量すべきものがあるときに限り,その刑の執行を猶予することができる。

2. 刑の執行猶予の言渡しを受けた者が,猶予の期間内に更に罪を犯し,100万円の罰金に処せられたときは,同期間が経過するまでは刑の執行猶予の言渡しを取り消すことができる。

3. 牽連犯について有期の懲役又は禁錮に処するとき,その刑は,その最も重い罪について定めた刑の長期にその二分の一を加えたものを長期とする。

4. 懲役に処せられた者がその執行を終わった日から5年以内に更に罪を犯し,その者を有期懲役に処するとき,その刑は,その罪について定めた刑の長期にその二分の一を加えたものを長期とする。

5. 心神耗弱者の行為は,情状により,その刑を減軽することができる。

「平成20年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006413.pdf)をもとに作成

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