遺言に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア. 公正証書によって遺言をするには,少なくとも一人の証人の立会いがなければならない。
イ. 成年に達した者でなければ遺言をすることはできない。
ウ. 子に建物を遺贈する旨の遺言をした遺言者が,その後,配偶者にその建物を贈与した場合,その建物の遺贈に関する部分については,遺言を撤回したものとみなされる。
エ. 推定相続人Aの配偶者と子は遺言の証人になることができないが,Aの兄弟姉妹は遺言の証人となることができる。
オ. 公正証書による遺言を除き,遺言書の保管者は,相続の開始を知った後,遅滞なく,これを家庭裁判所に提出して,その検認を請求しなければならない。
1. ア イ
2. ア エ
3. イ オ
4. ウ エ
5. ウ オ
「平成20年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006412.pdf)をもとに作成