司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成19年 刑事系科目

第8問 (配点: 2)


刑罰に関する次の1から5までの各記述のうち 誤っているものはどれか。

1. 殺人と傷害の併合罪を犯した者について,殺人につき有期懲役刑,傷害につき懲役刑をそれぞれ選択した場合,処断刑は,5年以上30年以下の懲役となる。

2. 窃盗の正犯を幇助した者について,懲役刑を選択した場合,処断刑は,1月以上5年以下の懲役となる。

3. 強盗致傷を犯した者について,有期懲役刑を選択して酌量減軽した場合,処断刑は,3年以上10年以下の懲役となる。

4. 前に禁錮以上の刑に処せられたことがあってもその執行を猶予された者が,1年以下の懲役又は禁錮の言渡しを受け,情状に特に酌量すべきものがあるときは,その執行を猶予することができる場合がある。

5. 刑の執行猶予の期間内に更に罪を犯して禁錮以上の刑に処せられ,その刑について執行猶予の言渡しがないときは,猶予の言渡しを取り消さなければならない。

「平成19年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006373.pdf)をもとに作成

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