司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成19年 民事系科目

第57問 (配点: 2)


上告審に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア. 上告裁判所は,当事者適格の有無を判断するに当たり,原判決において適法に確定した事実に拘束される。

イ. 最高裁判所は,原判決に最高裁判所の判例と相反する判断がある事件について,申立てにより,決定で,上告審として事件を受理することができる。

ウ. 上告裁判所は,上告を理由があると認める場合,口頭弁論を開かなければならない。

エ. 最高裁判所への上告の提起は,上告状を最高裁判所に提出してしなければならない。

オ. 判例によれば,上告裁判所によって破棄差戻しがされた後の原審が,差戻し前の原判決と同一の認定事実の下で,破棄理由で誤りとされた法律的見解とは別個の法律的見解に立って,差戻し前の原判決と同一の結論の判決をすることは,破棄判決の拘束力に違反しない。

1. ア イ
2. ア エ
3. イ ウ
4. ウ オ
5. エ オ

「平成19年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006372.pdf)をもとに作成

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