司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成19年 民事系科目

第56問 (配点: 2)


責問権に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア. 裁判官が代わった場合において,従前の口頭弁論の結果が陳述されなかったときでも,当事者が遅滞なく異議を述べないときは,責問権を喪失する。

イ. 宣誓を必要とする証人を宣誓させずに証人尋問を行った場合でも,当事者が遅滞なく異議を述べないときは,責問権を喪失する。

ウ. 証人として尋問すべき者を当事者本人として尋問した場合でも,当事者が遅滞なく異議を述べないときは,責問権を喪失する。

エ. 訴えの変更が書面によらないでされ,又は訴えの変更の書面が被告に送達されなかった場合,その違反は,被告の責問権の喪失によって治癒されるものではない。

オ. 人事訴訟において,対審の公開停止のための要件がないにもかかわらず,公開を停止した場合,その違反は,当事者の責問権の喪失によって治癒されるものではない。

1. ア イ
2. ア エ
3. イ ウ
4. ウ オ
5. エ オ

「平成19年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006372.pdf)をもとに作成

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