借地借家法の適用を受ける不動産賃貸借に関する次の1から5までの各記述のうち,正しいものはどれか。
1. 期間の定めがない土地の賃貸借契約において,賃貸人は,1年前の解約申入れにより,契約を終了させることができる。
2. 当事者が土地の賃貸借契約を締結した後に,この契約を最初に更新する場合にあっては,その期間は更新の日から10年とされるが,当事者がこれより長い期間を定めることは妨げられない。
3. 期間の定めがある建物の賃貸借契約が法定更新された場合には,従前の契約と同一の条件及び期間で契約を更新したものとみなされる。
4. 期間の定めがない建物の賃貸借契約において,賃貸人は,正当の事由があるか否かにかかわらず,6か月前の解約申入れにより,契約を終了させることができる。
5. 期間の定めがある建物の賃貸借契約をする場合においては,公正証書による等書面によって契約をするときに限り,契約の更新がないこととする旨を定めることができる。
「平成19年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006372.pdf)をもとに作成