司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成19年 民事系科目

第4問 (配点: 2)


条件及び期限に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア. 「100万円借りるが出世したら返す」という約束をした場合,出世しないことが確定したときには,借主は返還義務を免れる。

イ. 停止条件付売買契約において,条件の成否が確定する前に故意に目的物を毀損した売主は,期待権を侵害された買主に対して損害賠償責任を負う。

ウ. 条件が成就することによって利益を受ける当事者が,不正な手段を用いて条件を成就させたとしても,条件は成就しなかったものとみなされる。

エ. 有償の金銭消費寄託契約においては,当事者の双方が期限の利益を有する。

オ. 現在の配偶者との離婚を条件として他人との間で婚姻の予約をした場合,この条件は無効であるから,無条件で婚姻の予約が行われたものとみなされる。

1. ア ウ
2. ア オ
3. イ ウ
4. イ エ
5. エ オ

「平成19年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006372.pdf)をもとに作成

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