司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成19年 民事系科目

第3問 (配点: 2)


Aは,Bとの間で,B所有の不動産を代金1000万円で購入する旨の契約を締結した。この事例に関する次のアからエまでの各記述のうち,誤っているものはどれか。

ア. Aが契約時に未成年であった場合,Aが成年に達した後,BがAに対して1か月の期間内にAの行為を追認するか否かを確答すべきことを催告し,Aがこの期間内に確答を発しなかったときは,Aの行為を追認したものとみなされる。

イ. Aが被保佐人であった場合,BがAに対して1か月の期間内にAの保佐人Cの追認を得るように催告し,Aがこの期間内にその追認を得た旨の通知を発しないときは,Aの行為を取り消したものとみなされる。

ウ. Aが本人Cを無権代理して契約を締結した場合,BがCに対し,相当の期間を定めて,その期間内にAの行為を追認するか否かを確答すべきことを催告し,Cがこの期間内に確答をしないときは,追認を拒絶したものとみなされる。

エ. Aが成年被後見人であった場合,BがAの成年後見人Cに対して1か月の期間内にAの行為を追認するか否かを確答すべきことを催告し,Cがこの期間内に確答を発しなかったときは,Aの行為を取り消したものとみなされる。

1. ア
2. イ
3. ウ
4. エ
5. 誤っているものはない

「平成19年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006372.pdf)をもとに作成

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