刑事補償請求権に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.憲法第40条は,抑留又は拘禁された後に刑事事件において無罪の裁判を受けた者について,その手続がたとえ憲法第31条以下の諸権利の保障に反しなかったとしても,多大な犠牲を被っている以上,正義・衡平の観点から金銭による事後的救済を与えようとする趣旨の規定である。
「令和3年 短答式試験 憲法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001348311.pdf)をもとに作成