司法試験短答式試験過去問題一問一答

利用規約プライバシーポリシーご意見・お問い合わせランダム一問一答

令和3年 民法

第30問 (配点: 2)


内縁関係にあるA男とB女に関する次のアからオまでの各記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.ABがBの賃借したアパートで同居していた場合において,Bが死亡してBに相続人がいないときは,Aは,そのアパートの賃借人の権利義務を承継する。

イ.ABの間に子Cが出生し,AがCを認知した場合には,Cに対する親権は,ABが共同して行う。

ウ.ABがBの所有する建物で同居していた場合において,Bの死亡により内縁関係が解消したときは,Aは,Bの相続人に対して建物の所有権について財産分与を請求することができる。

エ.AがBに無断で婚姻届を作成して届出をした場合において,Bが後に届出の事実を知ってこれを追認したときは,届出の当初に遡ってその婚姻が有効となる。

オ.Aが日常の家事に関して第三者と取引をした場合,Bは,その取引によって生じた債務について責任を負わない。

1.ア ウ
2.ア エ
3.イ エ
4.イ オ
5.ウ オ

「令和3年 短答式試験 民法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001348312.pdf)をもとに作成

令和3年 民法 第30問 (配点: 2) | 司法試験短答式試験過去問題一問一答
このエントリーをはてなブックマークに追加
30 / 37