司法試験短答式試験過去問題一問一答

利用規約プライバシーポリシーご意見・お問い合わせランダム一問一答

令和3年 民法

第19問 (配点: 2)


個人であるAがBのCに対する債務を保証する場合に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.Aが,Bの委託を受けて,Bの事業に係る債務を保証しようとする場合,Bは,保証契約の締結に当たり,Aに対し,Bの財産及び収支の状況について情報を提供しなければならない。

イ.Bの債務がBの事業のために負担した貸金債務である場合,AC間の保証契約は,Aが保証債務を履行する意思を保証契約の締結後速やかに公正証書で表示することにより,その効力を生ずる。

ウ.Aが,Bの委託を受けて保証した場合,Cは,定期的に,Aに対し,主たる債務の元本及び利息について,不履行の有無,残額及び弁済期が到来しているものの額に関する情報を提供しなければならない。

エ.Bがその有していた期限の利益を喪失した場合,Cは,Aに対し,その旨を通知しなければならない。

オ.Aの保証が根保証である場合,極度額が定められなければ,その効力は生じない。

1.ア ウ
2.ア オ
3.イ ウ
4.イ エ
5.エ オ

「令和3年 短答式試験 民法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001348312.pdf)をもとに作成

令和3年 民法 第19問 (配点: 2) | 司法試験短答式試験過去問題一問一答
このエントリーをはてなブックマークに追加
19 / 37