次のアからオまでの各記述における甲の罪責について,判例の立場に従って検討し,( )内の犯罪が既遂になる場合には1を,未遂にとどまる場合には2を,既遂にも未遂にもならない場合には3を選びなさい。
イ.甲は,Aを殺害しようと考え,Bから致死性の毒薬であると告げられて小瓶入りの液体を購入し,コーヒーに同液体を入れて,これをAに飲ませたものの,同液体は水であったため,Aは死亡しなかった。(殺人罪)
「平成28年 短答式試験 刑法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001182605.pdf)をもとに作成