司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成28年 民法

第11問 (配点: 2)


【以下の問題の解答に当たっては,国際物品売買契約に関する国際連合条約(ウィーン売買条約)の適用を考慮する必要はない。】

担保物権に関する次の1から5までの各記述のうち,正しいものはどれか。

1.同一不動産上の先取特権,質権及び抵当権の優先権の順位は,当該各担保物権の登記の前後によって決まる。

2.留置権,先取特権,質権及び抵当権には,いずれも物上代位性が認められる。

3.留置権は,占有を第三者に奪われた場合も消滅しないが,その場合には,第三者に対抗することができない。

4.留置権者及び抵当権者は,いずれも目的物の競売を申し立てることができる。

5.動産先取特権は,動産質権に優先する。

「平成28年 短答式試験 民法」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/001182604.pdf)をもとに作成

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