憲法の定める租税法律主義に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.課税の根拠法律があるにもかかわらず長年にわたり課税されなかった物については,非課税の慣習法が成立しているとみるべきであるから,新たにその物に課税することは,それがその根拠法律の正しい解釈に基づくものであるとしても,租税法律主義に反する。
「平成26年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000123124.pdf)をもとに作成