司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成25年 民事系科目

第34問 (配点: 2)


AB夫婦の間に子CDがいる場合において,相続に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.判例によれば,Aの死亡後,遺産の分割前に,Cが,Aの遺産に含まれる特定の土地の持分4分の1を第三者Eに売り渡したときは,Dは,その価額及び費用を償還して,Eから当該持分を取り戻すことができる。

イ.Aが死亡した場合,Aが所有していた墳墓の所有権は,Aの指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者がCであるときは,Cが承継する。

ウ.ABが同時に死亡したが,Aがその財産の全部を第三者Fに遺贈したときは,Cは,Fに対し,Aの財産の8分の1に相当する額の限度で,遺贈の減殺を請求することができる。

エ.ABの死亡後Cが死亡したが,Cには内縁の妻GがいてCの療養看護に努めたときは,家庭裁判所は,Gの請求により,Cの遺産の全部又は一部をGに与えることができる。

オ.Dには妻Hがおり,Hは,Dとの婚姻後ABと養子縁組をし,その後に死亡したが,Hには,第三者Iとの間に子Jがおり,Jが出生したのがDHの婚姻の前である場合,Hの死亡後にAが死亡したときは,Aの相続人は,B,C及びDである。

1.ア イ
2.ア ウ
3.イ オ
4.ウ エ
5.エ オ

「平成25年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000111055.pdf)をもとに作成

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