司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成24年 公法系科目

第27問 (配点: 2)


行政指導に関する次のアからウまでの各記述について,正しいものに○,誤っているものに×を付した場合の組合せを,後記1から8までの中から選びなさい。

ア.行政指導は,相手方の任意の協力によって一定の行政目的を実現するものであって,法律にその具体的根拠規定がない場合に行われるものである。

イ.行政指導とは,指導,勧告,助言その他の行為であって処分に該当しないものをいうから,行政指導が国家賠償法第1条第1項にいう「公権力の行使」に当たることはない。

ウ.法律に許可の条件に違反した場合には許可を取り消すことができるとの規定がある場合に,許可を受けた相手方が条件に違反する行為をしていることが明らかとなったため,処分行政庁は,条件違反の是正を求める行政指導をした。ところが,相手方はこれに従う意思のない旨を表明したため,処分行政庁は,許可を取り消した。この場合の許可の取消しは,行政指導に従わなかったことを理由とする不利益な取扱いには当たらない。

1.ア○ イ○ ウ○
2.ア○ イ○ ウ×
3.ア○ イ× ウ○
4.ア○ イ× ウ×
5.ア× イ○ ウ○
6.ア× イ○ ウ×
7.ア× イ× ウ○
8.ア× イ× ウ×

「平成24年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000098332.pdf)をもとに作成

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