司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成24年 刑事系科目

第28問 (配点: 3)


証拠調べに関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。

ア.裁判員裁判において,被告人又は弁護人は,証拠により証明すべき事実その他の事実上及び法律上の主張があるときには,検察官の立証が終了した後被告人側の立証を始めるに当たり,冒頭陳述によりその主張を明らかにしなければならない。

イ.公判期日において検察官が証拠書類又は証拠物の取調べを請求する場合には,あらかじめ被告人又は弁護人に閲覧する機会を与えなければならず,弁護人が証拠書類又は証拠物の取調べを請求する場合には,あらかじめ検察官に閲覧する機会を与えなければならない。

ウ.弁護人から鑑定の請求があった場合,裁判所は,これを採用するか却下するかについて参考にするため,検察官に,刑事訴訟法第326条の同意をするかどうか聴かなければならない。

エ.証拠調べの請求は,証拠と証明すべき事実との関係を具体的に明示して行わなければならず,裁判所は,その関係が明らかにされていないときは,証拠調べの請求を却下することができる。オ.地方裁判所の証拠決定について法令の違反があるときは,これに不服がある当事者から,審理の終結を待たず,高等裁判所に対して不服申立てをすることができる。

1.ア イ
2.ア ウ
3.イ エ
4.ウ オ
5.エ オ

「平成24年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000098334.pdf)をもとに作成

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