被疑者の勾留に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。
ア.裁判官は,被疑者の勾留期間の延長をする旨の裁判をする際,被疑者に対し被疑事件を告げこれに関する陳述を聴く手続を行わなければならない。
イ.裁判官が,検察官から勾留の請求があった翌日に,被疑者を勾留する旨の裁判をした場合でも,検察官は,勾留の請求をした日から10日以内に公訴を提起しないときは,勾留期間の延長が認められた場合を除き,直ちに被疑者を釈放しなければならない。
ウ.裁判官は,検察官から勾留期間を10日間延長する請求があった場合でも,その延長期間を5日間とする裁判をすることができる。
エ.少年の被疑者については,勾留することができない。
オ.検察官は,適当と認めるときは,検察官自らの裁量により,勾留の執行を停止することができる。
1.ア イ
2.ア オ
3.イ ウ
4.ウ エ
5.エ オ
「平成24年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000098334.pdf)をもとに作成