司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成24年 民事系科目

第49問 (配点: 2)


株主代表訴訟に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.会社法上の公開会社の場合,株主代表訴訟を提起することができるのは,総株主の議決権の100分の3以上の議決権を6か月前から引き続き有する株主又は発行済株式総数の100分の3以上の数の株式を6か月前から引き続き有する株主である。

イ.株主代表訴訟においては,退任した取締役を被告とすることができる。

ウ.株主代表訴訟の提起が悪意によるものであると認められるときは,裁判所は,被告の申立てにより又は職権で,訴えを提起した株主に対し,相当の担保を立てるべきことを命ずることができる。

エ.株主代表訴訟においては,総株主の同意を得た場合に限り,取締役の責任を免除する内容の訴訟上の和解をすることができる。

オ.株主代表訴訟を提起した株主がその訴訟の係属中にその有する株式を売却して株主でなくなったときは,その者は,訴訟を追行することができない。

1.ア エ
2.ア オ
3.イ ウ
4.イ オ
5.ウ エ

「平成24年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000098333.pdf)をもとに作成

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