司法試験短答式試験過去問題一問一答

利用規約プライバシーポリシーご意見・お問い合わせランダム一問一答

平成24年 民事系科目

第6問 (配点: 2)


条件,期限及び期間の計算に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.条件が成就しないことが法律行為の時に既に確定していた場合,その条件が解除条件であるときは無条件の法律行為となり,その条件が停止条件であるときは無効な法律行為となる。

イ.不法な条件を付した法律行為は無効であるが,不法な行為をしないことを条件とする法律行為は有効である。

ウ.条件の付された権利は,その条件の成否が未定である間は,相続することができない。

エ.判例によれば,不法行為による損害の賠償を請求する債権の消滅時効の期間の計算については,被害者が損害及び加害者を知った時が午前零時でない限り,初日は算入しない。

オ.契約の一方当事者に債務不履行があった場合において,催告期間内に履行しなければ契約を解除する旨の意思表示を他方当事者がしたときは,その催告期間内に履行がなければ,改めて解除の意思表示をしなくても,解除の効果は発生する。

1.ア イ
2.ア オ
3.イ ウ
4.ウ エ
5.エ オ

「平成24年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000098333.pdf)をもとに作成

平成24年 民事系科目 第6問 (配点: 2) | 司法試験短答式試験過去問題一問一答
このエントリーをはてなブックマークに追加
6 / 85