司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成24年 民事系科目

第4問 (配点: 2)


任意代理に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.代理人に対して意思表示をした者が,本人に対する意思表示であることを示したときは,代理人において本人のために受領することを示さなくても,その意思表示は本人に対して効力を生ずる。

イ.代理権は,代理人が後見開始の審判を受けたときは消滅する。

ウ.意思表示の効力がある事情を知っていたことによって影響を受けるべき場合,その事実の有無は,本人の選択に従い,本人又は代理人のいずれかについて決する。

エ.代理権を有しない者がした契約を本人が追認する場合,その契約の効力は,別段の意思表示がない限り,追認をした時から将来に向かって生ずる。

オ.代理人が本人の指名に従って復代理人を選任した場合は,その選任及び監督について本人に対して責任を負わないが,その復代理人が不誠実であることを知りながら,その旨を本人に通知し又は復代理人を解任することを怠ったときは,本人に対して責任を負う。

1.ア イ
2.ア オ
3.イ ウ
4.ウ エ
5.エ オ

「平成24年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000098333.pdf)をもとに作成

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