Aが個人旅行を予定しているB(商人ではないものとする。)のために一定の行為を業としてする場合におけるAの商法上の地位に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.AがBから委託を受けてBの希望に添うレンタカー契約の締結を媒介する場合,Aは,Bの代理商に該当する。
イ.AがBから委託を受けて自己の名でBのためにバス会社との間で旅客運送契約を締結する場合,Aは,いわゆる準問屋に該当する。
ウ.AがBから委託を受けてBのために宿泊契約の締結を媒介する場合において,Aが宿泊契約の相手方であるホテル会社からその媒介の委託を受けていないときは,Aは,仲立人に該当しない。
エ.AがBから委託を受けてBのためにゴルフバッグを運送する宅配便をあっせんし,Bと運送会社との間で物品運送契約が締結された場合,Aは,運送取扱人に該当する。
オ.Aが店舗の半分のスペースで旅行の手配に係る業務を営み,残りの半分のスペースで喫茶店を営んでいる場合において,旅程の相談を終えたBに対しその喫茶店で飲食物を有料で提供するときは,Aは,場屋の主人に該当する。
1.ア エ
2.ア オ
3.イ ウ
4.イ オ
5.ウ エ
「平成23年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000073970.pdf)をもとに作成