次のアからオまでの各事例における甲の罪責について,判例の立場に従って検討し,( )内の犯罪が既遂になる場合には1を,未遂にとどまる場合には2を,既遂にも未遂にもならない場合には3を選びなさい。
エ.甲は,深夜,強盗の目的で会社事務所に入り込み,一人で勤務していた事務員乙を縛り上げ,持参したボストンバッグに同事務所に設置された金庫内の現金を詰め込んで手に持ち,同事務所の出入口から外に出ようとしたところ,駆けつけた警察官に同事務所内で逮捕された。(強盗罪)
「平成22年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046903.pdf)をもとに作成