司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成22年 民事系科目

第15問 (配点: 3)


債権の効力に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.債務者が債務を弁済しない場合に,債権者がその債務の履行を請求する訴えを提起しないという当事者間の合意は,無効である。

イ.債務者が債務を弁済しない場合に,債権者がその債務に係る強制執行をしないという当事者間の合意は,無効である。

ウ.組合の債務者は,その債務と組合員に対する債権とを相殺することができない。

エ.ある債務の消滅時効の完成後に,債務者がそのことを知らずにその債務を弁済したときは,債務者は,不当利得として弁済金相当額の返還を請求することができる。

オ.限定承認をした相続人に相続債務の支払を命ずる判決には,相続財産の限度で支払を命ずる旨の留保をしなければならない。

1.ア ウ
2.ア エ
3.イ エ
4.イ オ
5.ウ オ

「平成22年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000046902.pdf)をもとに作成

平成22年 民事系科目 第15問 (配点: 3) | 司法試験短答式試験過去問題一問一答
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