信教の自由に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.宗教上の教義に基づき高等学校における剣道の実技に参加しなかった生徒がいる場合に,学校側がその生徒の信教の自由を理由として参加したのと同様の評価をすることは,一部の生徒について特定の宗教に基づいて有利な取扱いをすることになる。このことは,ひいてはその宗教を信仰しない他の生徒の信教の自由を侵害することになりかねない。
「平成21年 短答式試験 公法系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006451.pdf)をもとに作成