司法試験短答式試験過去問題一問一答

利用規約プライバシーポリシーご意見・お問い合わせランダム一問一答

平成21年 刑事系科目

第24問 (配点: 2)


勾留に関する次の1から5までの各記述のうち,正しいものはどれか。

1.被疑者が勾留されている被疑事実と同一の事実で公訴を提起されると,被疑者の勾留から被告人の勾留に切り替わるので,裁判官は,改めて,被告人に対し被告事件を告げこれに関する陳述を聴かなければならない。

2.検察官は,司法警察員から送致された被疑者を受け取り,留置の必要があると思料するときは,被疑者を受け取った時から48時間以内に裁判官に被疑者の勾留を請求しなければならない。

3.裁判官は,殺人被疑事件について勾留を請求された被疑者に被疑事件を告げる際に,弁護人がない被疑者に対し,弁護人を選任することができる旨及び貧困その他の事由により自ら弁護人を選任することができないときは弁護人の選任を請求することができる旨を告げなければならない。

4.被疑者の勾留の期間は,延長されない限り,検察官が勾留の請求をした翌日から10日間である。

5.被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由がある場合で,被疑者が定まった住居を有するときには,被疑者が罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由があり,かつ,被疑者が逃亡し又は逃亡すると疑うに足りる相当な理由があるときに限り,被疑者を勾留することができる。

「平成21年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006453.pdf)をもとに作成

平成21年 刑事系科目 第24問 (配点: 2) | 司法試験短答式試験過去問題一問一答
このエントリーをはてなブックマークに追加
47 / 76