公訴の提起前における押収及び捜索に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。
ア. 被疑者以外の者の身体,物又は住居その他の場所については,押収すべき物の存在を認めるに足りる状況のある場合に限り,捜索をすることができる。
イ. 甲の自宅における捜索差押許可状の執行中は,甲の同居の親族に対しても,許可を得ないで甲の自宅に出入りすることを禁止することができる。
ウ. 捜索差押許可状には,犯罪事実の要旨を記載しなければならない。
エ. 殺人事件の犯人が公道上の犯行現場に遺留した凶器を押収するには,差押許可状が必要である。
オ. 捜査機関に対し,証拠物を任意に提出することができる者は,当該証拠物の所有者に限られる。
1. ア イ
2. ア エ
3. イ エ
4. ウ オ
5. エ オ
「平成20年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006413.pdf)をもとに作成