次のアからオまでの各事例における甲の罪責について,判例の立場に従って検討し,( )内の犯罪が既遂になる場合は1を,未遂にとどまる場合は2を,既遂にも未遂にもならない場合は3を選びなさい。
オ. 甲は,乙を自宅に招いて毒入りの菓子を食べさせて毒殺しようと考え,菓子に致死量の毒薬を混入し,乙に自宅に招待する旨の電話をしたが,乙が多忙を理由にこれを断ったため,乙を殺害することができなかった。(殺人罪)
「平成20年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006413.pdf)をもとに作成