司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成20年 民事系科目

第47問 (配点: 2)


株式会社における事業の譲渡に関する次の1から5までの各記述のうち,誤っているものはどれか。

1. 事業の全部の譲渡が行われる場合においては,譲渡をする会社が譲受けをする会社の特別支配会社であるときであっても,譲受けをする会社において,株主総会の決議による承認を受けなければならない。

2. 事業の全部の譲渡をしても,当該譲渡をした会社は,当然には消滅しない。

3. 事業の譲受けをした会社が当該譲受けに係る財産の移転につき第三者に対抗するには,個々の財産についての対抗要件を具備しなければならない。

4. 事業の譲渡において,当該事業に含まれる特定の債務を承継しない旨を事業譲渡契約で定め,この事業譲渡を承認する株主総会の決議があった場合,当該債務は承継されない。

5. 事業の譲渡においては,事業の全部の譲受けをする場合を除き,譲受けをする会社の株主には,株式買取請求権は認められていない。

「平成20年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006412.pdf)をもとに作成

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