司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成19年 刑事系科目

第37問 (配点: 2)


次のアからカまでの各記述のうち,免訴の言渡しをしなければならない場合の組合せとして正しいものは,後記1から6までのうちどれか。

ア. 殺人罪の訴因について無罪判決が確定した後,被告人の有罪を立証するに十分な新たな証拠が発見されたことから,再度,同一事実につき殺人罪の訴因で起訴がなされたとき

イ. 強制わいせつ事件の唯一の告訴権者である被害者が告訴を取り消した後,同一事実について強制わいせつ罪の訴因で起訴がなされたとき

ウ. 起訴がなされた犯罪について,起訴より前に公訴時効が完成していたことが判明したとき

エ. 公判係属中に,被告人が死亡したとき

オ. 犯行時に18歳で,いまだ成人に達していない被疑者の刑事事件について,家庭裁判所の刑事処分を相当と認める決定を経ないで起訴がなされたとき

カ. 公訴の取消し後,犯罪事実につき,新たに重要な証拠が発見されていないにもかかわらず,公訴の取消しによる公訴棄却の決定が確定した同一事実について起訴がなされたとき

1. ア イ
2. ア ウ
3. イ エ
4. ウ オ
5. エ カ
6. オ カ

「平成19年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006373.pdf)をもとに作成

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