次のアからオまでの各記述について,甲に( )内の犯罪が成立する場合には1を,成立しない場合には2を選びなさい。
ア. 甲は,自ら不正に作成した偽造有印公文書である自動車運転免許証を携帯して自動車を運転中,制限速度違反を警察官Xに現認され,自動車運転免許証の提示を求められたので,どのみち免許証の偽造が発覚するであろうとあきらめ,偽造したものである旨申告して前記偽造に係る自動車運転免許証をXに提示した。(偽造有印公文書行使未遂罪)
「平成19年 短答式試験 刑事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006373.pdf)をもとに作成