司法試験短答式試験過去問題一問一答

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平成19年 民事系科目

第36問 (配点: 4) 備考: 順不同(1問正解で部分点2点)


株式会社,合同会社及び民法上の組合(以下「会社等」という。)の比較に関する次の1から4までの各記述のうち,正しいものを2個選びなさい。なお,「構成員」とは,株式会社にあっては株主を,合同会社にあっては社員を,民法上の組合にあっては組合員をそれぞれ指すものとし,また,各記述について 定款又は組合契約には特別の定めがないものとする。

1. 「構成員は,出資の限度でのみ責任を負う。」という説明は,株式会社及び合同会社には当てはまるが,民法上の組合には当てはまらない。

2. 「会社等の常務は,その完了前に他の構成員が異議を述べない限り,各構成員が単独で行うことができる。」という説明は,株式会社,合同会社及び民法上の組合のいずれにも当てはまらない。

3. 「定款又は組合契約を変更するには,構成員の全員の同意が必要である。」という説明は,合同会社及び民法上の組合には当てはまるが,株式会社には当てはまらない。

4. 「構成員が1人になった場合であっても,会社等は存続することができる。」という説明は,株式会社には当てはまるが,合同会社及び民法上の組合には当てはまらない。

「平成19年 短答式試験 民事系科目」(法務省)(https://www.moj.go.jp/content/000006372.pdf)をもとに作成

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